NFTの保管はどうしていますか?
「ハッキング?そんなの自分だけは大丈夫だぁ〜」って思っていないですか?
NFTを購入したあと、あなたはどうしていますか?
そのままでしょうか?
NFTは物によっては非常に高額になるがゆえ、ハッキング被害が後を絶ちません。
よく分からないサイトに入ってしまったり出元不明なURLをクリックしないことは大前提ではあるものの、ハッキングの手口はどんどんと巧妙化しています。
「みんなが拡散しているから大丈夫〜」
「自分だけは大丈夫!」
と思って安易にウォレットを繋げてしまっていませんでしょうか?
自分だけは大丈夫と思うのはあまりにも自信過剰すぎますよ・・・
っていうくらいに自己防衛力を高めていかないと、いつ被害に遭うかわかりません。
と言いながら、ボクも周到な準備はしていませんでした・・・。お恥ずかしい。
そこで、遅ればせながらハードウェアウォレットを購入してみました!
ハードウェアウォレットってこんなもんなんだ!というご紹介とともに、これからリスクヘッジに備えないとなあと思っている方の参考になれば幸いです。
NFTを保管するための”ウォレット”ってなに?
そもそもウォレットってなんでしょうか?
ウォレットとは、その名の通りお財布のこと。ここでは、暗号資産(仮想通貨)を保管するための財布のことをさします。

ウォレットという言葉自体はかなり一般的になりましたよね。
「LINEウォレット」やら交通系の「ICカードのウォレット」やら色々あると思います。
じゃあ暗号資産(仮想通貨)関連のウォレットは?
ビットコインやイーサリアムを買ったあと、それらの通貨はどのように保管していますか?
NFTの保管は??
まずはウォレットの種類や保管方法について触れていきましょう。
ウォレットの種類
ウォレットと一口に言ってもいろいろな種類があります。
その違いや特徴について、メリット・デメリットをよく理解しておきましょうね!

ホットウォレット
ホットウォレットとは、インターネットに繋がっているウォレットのこと。
NFTを利用している人の大半が利用しているメタマスクやファントムなどの暗号資産(仮想通貨)のウォレットはホットウォレットにあたります。

みんな使ってるよね〜
ホットウォレットは、すぐに接続できて使いやすいというメリットがあります。
NFTだけではなく、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)もメタマスクに入れているという人も少なくないことでしょう。
一方で、ハッキングなどにより秘密鍵が流出してしまうと、ウォレットの中身を全て抜かれてしまうという大きなリスクを伴います。インターネット上で利用している限り、常にそのリスクはつきまといます。
便利だからといって、スマホの中にリカバリーフレーズをスクリーンショットにして保存していたり、メモ機能で保存していたりしませんか?
その場合、ハッキングされたが最後。
あなたの資産は全てお持ち帰りされてしまいます。
コールドウォレット
コールドウォレットはホットウォレットと違い、インターネットに繋がっていないウォレットのことをさします。
▶︎ペーパーウォレット
▶︎ハードウェアウォレット
この2つが代表的なコールドウォレットですね。
ペーパーウォレット
文字通り、紙にウォレットのアドレスや秘密鍵を書き出す方法です。
物理的にインターネットから切り離されているので、ハッキングのリスクはほぼないと言えるでしょう。
デメリットとしては、書き出した紙の紛失、消失、インクが消える、などの物理的な損失です。
金庫に保管したりすることをお勧めはしますが、その金庫の鍵を忘れないように・・・。
また、利用するときに取り出す手間がありますね。
ペーパーウォレットの書き出しをできるサイトはいくつかあるので、通貨や用途に応じて使い分けましょう。
※メタマスクのリカバリーフレーズや秘密鍵を紙に書き出して保存することは、ペーパーウォレットとは呼びません!保管先をデジタルにするかアナログにするかだけの違いです、もし勘違いしている方がいたら気をつけましょうね
ハードウェアウォレット
見た目はUSBみたいな、こいつのこと。

ペーパーウォレットと同じく、秘密鍵をインターネット上から切り離して保管することができるのでセキュリティ面が非常に優れています。メタマスクなどのソフトウェアウォレットと連携して使用することができるため、ペーパーウォレットに比べて非常に使いやすいのが特徴です。
この辺りは後述しますね。
デメリットは、物理的に無くしてしまったら一発アウト、ということ。
紙に比べれば耐久性は大きく増すものの、逸失してしまわないようにすることが重要ですね。
ハードウェアウォレットを買ってみた
なんとなくいいとこ取りっぽいハードウェアウォレットですが、どんなもんやねん?
ということで実際に買ってみたので、使い方を含めて説明しますね!
Ledger Nano S PLUSを買ってみた

商品名:Ledger Nano S PLUS
製造元:Ledger社(フランス)
価格:¥11,549+¥1,970(配送料)
スペック:ストレージ容量 大(2.5MB)/Bluetoothなし(2022年4月発売)
見た目はUSBメモリと同じサイズ感です。
知らない人が見たら、使うまで気づかないですね。
高級感もあって、大事なものを保管している、という思いにさせてくれますね!
今回は、おフランスの本社で注文したので、注文してから届くまでに3週間近くかかりました・・・!
長旅お疲れさま!!

国際便★★実は初めて★★

パッケージはなかなかしっかりしていて、ちゃんとした物を買った感がありますね〜!
リカバリーフレーズを書く紙も入っていて親切だなと感じました。
っと、これは設定の時に使うので捨ててしまわないようにしましょう!
ちなみに、注文を確定させた時に住所を間違えて入力してしまったんです・・・
慌ててサポートにメールしたんですが、その後の対応がめっちゃ丁寧でした!

全編英語でお届けされるのでめちゃくちゃ不安だったんですが、これなら安心して届くだろうという謎の自信をつけてくれるくらい対応はよかったと思います。
Ledgerのラインナップ
Ledger社では、今回購入した「Ledger Nano S PLUS」以外にも2種類の商品があります。



Ledger Nano X | Ledger Nano S PLUS | Ledger Nano S |
---|---|---|
約23,937円(税込) | 約11,549円(税込) | 約8,990円(税込) |
100通貨まで対応 | 100通貨まで対応 | 3通貨まで対応 |
容量:2MB | 容量:1.5MB | 容量:320KB |
Blue tooth通信あり | ー | ー |
大きな違いとしては、容量とBluetooth通信ができるかどうか。
Bluetoothが使えると、いちいちUSBでパソコンに接続する手間が省けます。
ご自身の用途に応じて選択していただければ良いでしょう。
どれにしようか迷ったら、とりあえず”Ledger Nano S PLUS“がいいのではないでしょうか。
とにかく安く済ませたいのであれば”S”でも良いですが、たった2,000円出すだけで容量も保存できる通貨数も格段に違います。
いちいちPCにさすのがどうしても耐えがたいっ!という人は”X”が良いのではないかと思います。
買い方に気をつけよう(日本の代理店からも買える)
安全安心に購入するには本社から直接購入することをお勧めします。
なぜならハードウェアウォレットはその性質上、一度誰かの手に渡った可能性のあるものは、絶対に使用しないのが原則だからです。
もしもハードウェアウォレットの中にウイルスが仕込まれていたとしたら・・・
あなたの資産は簡単に全て持ち出されてしまいます。
なので、Amazonなどでの購入は絶対にNGです!!
出元が不明なもの、誰かから譲り受けるなんてのはもっての外です。
「ちょっとでも安く買いたいから・・・」なんてセコいことは考えず、正規品をLedger本社から直接購入しましょう。
ただし、完全英語での対応となってしまいます。
どうしても日本語で案内を読んだりしたい場合は、日本の正規代理店があるので、こちらから買ってみてください。
Ledgerの公式HPにもしっかり記載されているので、こちらは安全と考えて良いです。

大手家電量販店さんと並んで、「Earth Ship LTD.」のお名前が。
株式会社ハードウェアウォレットジャパンという会社があります。ここはLedger本社から認定を受けている会社なので、英語が苦手・・・という方はここで購入しても良いでしょうね。
日本語表記されているので、英語アレルギーの方はこちら からどうぞ。
Ledger Nano S PLUSの設定方法はこちら(ただ今工事中)
まとめ
◆ハードウェアウォレット LedgerシリーズはLedger本社(または正規代理店)から購入する
◆出元不明のハードウェアウォレットは絶対に使用しない
今回はハードウェアウォレットを実際に買ってみた様子をお届けしました。
「そもそもウォレットってなんだったっけ?」という疑問にもお答えできたかと思います。
せっかく購入した大切なNFTや暗号資産を大事に守るため、守備力は自分で強化できるようにしていきましょうね!
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※暗号資産(仮想通貨)取引は、元本を保証するものでなく、価格変動により損失が生じるリスクがあります。お取引される際には、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってください。